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スマイルランドリーの松尾です。

読売新聞に「コインランドリー 女性が支持」 との記事が出ていましたので、お知らせします。

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読売新聞 2015年09月16日より

「コインランドリー 女性が支持」

コインランドリーが様変わりしている。

数は年々増え、一人暮らしの男子学生らだけでなく、子育て中の母親や働く女性も足を運ぶようになった。
一方で、利用法などを巡るトラブルも絶えない。

併設されたクリーニング店のスタッフが機械の使い方などを教えてくれる(千葉市のコインランドリー専科蘇我店で)

大型乾燥機で時間短縮

千葉市内で家族5人で暮らす主婦(36)は今年6月から、近くのコインランドリーを使っている。
小学生と幼稚園児の子どもが3人いて、自宅で1日2回洗濯するが、雨の日は乾燥機を使っても乾かすのに数時間かかる。
主婦仲間から「コインランドリーの乾燥機が便利」と聞き、使い始めた。
大型で高性能なため、30分程度で乾く。
「同じ悩みを持つ友人に勧めています」

主婦が使っているのは、3月にオープンした「ランドリー専科蘇我店」。
併設されたクリーニング店の女性スタッフが掃除をしたり、容量の違う洗濯機や乾燥機のどれを使うのが効率的かなどを助言したりする。
運営会社・ユーゴー(茨城)経営企画室の本山和彦さんは「スタッフがいるため、安心して入れる。利用者のほとんどが女性」と話す。
同様の併設店を関東で他に8店展開する。

厚生労働省によると、コインランドリーの数は年々増え、2013年度には全国で1万6693か所=グラフ=。
1990年代までは主に都市部で銭湯や商店街などに設置され、男子学生や単身の会社員らが使っていた。
今は、郊外に容量が20~30キロ台の大型の洗濯機や乾燥機を備えた店が増え、育児やパートで忙しい主婦や、共働きの女性が利用する例が目立つ。

家電メーカー・ハイアールアジア(東京)の昨年の調査では、利用経験者の4割は女性で、その4割近くは専業主婦だった。
「洗濯や乾燥の時間が短縮できるほか、毛布や布団などの大物を安価に洗える点も支持されている」と同社。

働いているため、夜に洗濯する女性が、自宅の洗濯機の音が近隣に迷惑だと、利用する例もある。
室内干しによる生乾きの臭いを嫌う傾向も利用を後押しする。

神戸市内に3か所ある「ほっと倶楽部」は女性限定の会員制。
スタッフが常駐し、休憩スペースや子どもが遊べるスペースがある。
年会費は500円。知り合いになった利用者が、食事を持ち寄って洗濯中に食べることも。
「昔は井戸端に集まって洗濯した。同様に自然に会話が弾んでいる」と運営会社。

コンサルタント会社「商い創造研究所」(東京)代表の松本大地さんは「今後は機能性や安さだけでなく、交流といった付加価値のあるものが増えるのではないか」と指摘する。

一方で、トラブルも後を絶たない。
全国の消費生活センターに寄せられる相談は2010年度以降、年間120~150件。
料金を洗濯機や乾燥機に入れたが動かず、金も戻ってこないといった相談のほか、脱水や乾燥が不十分、衣類が縮んだり変色したりした、衣類を盗まれたという例もある。
使っていた乾燥機が故障し、修理代を請求されたといった相談も。

業者で作る全国コインランドリー連合会によると、洗濯機や乾燥機に洗濯物を入れたまま長時間離れているため、終了しても次の利用者が使えないといった苦情もあるという。

補完的な利用法広がる

洗濯のコツを教える洗濯アドバイザー、中村祐一さんの話

コインランドリーは、家庭の洗濯機、クリーニング店に次ぐ第3の選択肢になりつつある。
補完的に利用することで、生活に不可欠な洗濯を充実させられる。

例えば、ランドリーにはスニーカー専用の洗濯機がある。
クリーニング店は、料金は高めで日数がかかるが、自宅まで取りに来たり、洗濯物ごとに専用の洗い方をしたりする利点がある。
家計や時間的な余裕を考え、使い分けたい。

1970年代以降、都市部で普及

全国コインランドリー連合会によると、国内初の本格的なコインランドリーは1963年、東京都北区の団地にできた。洗濯機4台と乾燥機8台だった。

70年代以降、独身者が多い都市部で普及した。

男性にも使いやすい店に

取材を終えて 我が家では朝、記者が洗濯することが多い。
雨が続いた7月、自宅近くのコインランドリーで乾燥機を使った。
20年ぶりのことで、きれいな店に驚いたのが取材のきっかけだ。

「男性が長居をすると、女性が入りにくいので、いい椅子は置かない」という関係者もいた。
店作りの徹底ぶりに感心した一方、男性も家事を担う時代、使いにくい店にならないでほしいとも思う。

(西内高志)